お太鼓はムガシルクを全面に使い、前はランダムな縞にして趣を変えています。

ムガシルクはワイルドに育ち、日本のお蚕さんに比べて、やんちゃな糸です。毛羽もトゲトゲしいので、権田さんが毛羽を取ったりして調整しながら織り上げました。

    

  

ムガシルク インドのアッサム地方で採れる野蚕

ムガシルクは、インドのアッサム地方で採れる野蚕で、ゴールデンムガ、とも呼ばれる金色に輝く糸で繭を作ります。

元々は完全な野生の蚕ですが、現在は日本の天蚕のように、放牧状態で面倒を見ています。

つまり、ムガ蚕の食べる木をネットで囲って、鳥などから守り、その木の羽を食べつくしたら手で他の木へ移動させてあげるのです。

自力で移動したら、移動中にいろんな敵が来て(鳥だけでなく雨や日照りでも死ぬので)繭にならなくなりますから。

そして、思い思い、勝手な場所で繭を作るので、羽化する前に1つ1つ見つけて回収するのです。

この作業は、現地の子供たちのお小遣い稼ぎになっている、と聞きました。

日本のお蚕さんに比べて、やんちゃな糸です。

権田さんのもう一つの作風、上品きれいな裂き織もぜひご覧ください。

権田さんの上品綺麗な裂き織帯を三点 「水鏡」「曙光」「萌黄」

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