2022年春 じざいやのお品の委託販売 始めました

帯締め帯揚げ、新作入荷。早めの夏単衣から真夏までの小物の選び方。

商品棚から

暑かったですね~

来週はもう6月です。本来の単衣の季節となり、小物が変わります。

綿麻を着ちゃおうかとも思ったのですが、まだ5月。(結局、綿麻見つからなかったんですが)

今から綿麻着ちゃったら6月半ばには小千谷縮ですね・・・30度になってしまったらそれもありだな、と思ったり。

5月どころか4月にはもう単衣を着ていますが、早めの単衣に小物はどうしたら良いでしょう? 

帯揚げと半衿

小物は着物より先に季節感を取り入れたいものですが、4、5月の単衣に絽の半衿や帯揚げは違和感があります。

5月の単衣は、あくまでも暑さしのぎの緊急避難で気持ちはまだ袷。半衿は塩瀬、帯揚げも綸子やシボの低い縮緬です。

5月も20日も過ぎれば 絽縮緬や楊柳も許容範囲に入れていいと思います。

6月になれば本来の単衣シーズンですから、半衿も帯揚げも絽縮緬、楊柳が活躍します。

ただ、絽縮緬や楊柳は生産数が減って入手しにくくなりました。絽縮緬、楊柳が無ければ、6月からの小物は絽でも。

駒絽や変り絽織りは、絽目の広さや透け具合で季節の変化に合わせます。

帯揚げの結び方も 袷の時よりボリュームを抑えて少なめに見えるようにすると涼しげです。

流水や秋草などを織り込んだ紋紗は、6月後半から盛夏の織り方です。

絽目はなくとも 縦にシボのある楊柳は単衣から夏の間、ずっと使っていただけます。
 
麻の着物には麻の半衿、帯揚げが一番似つかわしいですが、楊柳や紋紗も使えます。

綿麻や小千谷縮みなどの気楽なものは手拭を利用した半衿も。

宮古上布や能登上布などの艶のある上布には駒絽も似合います。

帯締め

夏の帯締めと聞くと、レース組のものを思い浮かべる方も多いと思いますが、レース組である必要はありません。

平組や丸組の中から、厚みの薄いもの、細めのもの、色の爽やかなものなど、季節に合った暑苦しく見えないものを選んでお使いください。

小物の新作入荷、限りがあります、お早めに

単衣、夏物の小物が入荷しました。

季節ものの帯揚げ帯締めは生産数が少なくて、追加での入荷は望めませんので、気に入ったものがある時にちゃんと手に入れておいてください。

後から、「あれが~~」と言っても後の祭り、ということが多いです。

呉服の日セールは31日まで。小物もコーディネートしてお求めください。

近々、小物だけの通販サイトオープンします。

BASE、手数料が高いので小物をセールにすると売るほど赤字になる、という・・・手数料の安いところに引っ越しです。

緊急事態宣言が解除になってマスクを外した方もちらほら見かけます。人とすれ違う市街を歩くにはまだ外せないと思います。

犬の散歩で、人気のない住宅街を歩く時ははずしちゃってますが。

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