せっかくの週末なのに、元町の食べ物屋さんはお休みが見受けられました。
おそらく、食べ物屋さんはお店の構造上、換気が出来なかったり、狭かったりなのかな。誰のせいでもないのに営業出来ない・・・辛いでしょうね。

幸いじざいやは、窓開けて換気できる広い窓があります。今日はちょっと寒かったけど。

除菌ジェルが手に入ったのでお使い頂けます。除菌シートもお使いください。
密集するほどお客様来られないですし。
新型コロナが収束した暁には 着物が見たくてたまらなくなるよう
今の日々、着物熱を上げるために頑張ってます。

今、元町で一番混んでるのはマスクが入荷した時のドラックストア。
テッシュやトイレットペーパーは棚に戻ってきましたけど マスクだけはありませんね。
この頃は手作りのマスクも増えているようです。

私は針仕事が苦手なので作りませんが
店に布はあるのですから 絹のマスク、作って貰ってお客様に売れるかしらん、と思ったりしていて
SNSで藍染のマスクを作ってる方を見て、
そうだ、藍には抗菌作用があるんだった、と思い出しました。

ジャパンブルーとも称され、日本の庶民に愛いされた藍は
生活体験の中からさまざまな効用が認められています。

 1.薬用
藍の葉や種は ふぐ中毒の解毒に、また解熱用として感冒薬として使われました。
藍種・藍葉は、煎じて飲めば健康増進に良いと言われています。
助六が頭にに巻いているのが藍染めの布。
藍染には解熱、鎮痛の作用があるとされ、頭痛持ちのトレードマークでもあります。

 2.防虫
藍で濃く染めた布や紙は虫を寄せつけないと言われ、
ヘビなども近寄らないために、野良着やモンペ、足袋など 仕事着に藍染めが用いられました。
あせもやかぶれ、皮膚病にも殺菌効果があり、藍染めの下着や靴下が重宝されています。

 3.消臭・保温
藍染めの下着を着ると汗臭さが無く、しかも温かい。
肌荒れを防ぎ、冷え性にも効果的と言えます。
武士達は戦場に行くとき、下着は藍染めであったそうです。
様々な効能のゆえでしょう。

 4.生地を強くする
藍染めは糸を強くすると言われています。
昔の火消し装束、よろい、かぶとの紐、剣道着等に藍染めが用いられました。

藍染めのハギレを探してマスクを作ってもらおうと思います。
出来たら店に置きますね。
布、探さなくちゃ・・・木綿じゃ重いだろうし・・・

で、藍のコーディネートをしようと思ったのですが
藍も入ってる、コーディネートになっちゃいました。

関絹織物の創作大島紬「緑陰」に首里花織帯「宝箱」です。
関さんの独特のぬめり感のある、吸い付くようにしなやかな大島は軽くて皺にならず
着心地満点です。
様々な色が含まれているこの大島は 玉虫のように角度によって色を変える部分もあり
不思議な存在感を醸します。
帯は黒地で一見沈んで見えますが 実際に見るととてもカッコいい組合せです。


コバルトブルーの小物で帯を引き立てて。
新しい店になって 撮影場所とカメラの相性に苦戦しています。
明るいので どこでも綺麗に写せる-と思ったのに・・・明るすぎる?
カメラも何故か5台あるんですが もしかして携帯の方が綺麗?とか。
しばらくカメラワーク悩みます~~

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