みぞれのような冷たい雨が降っています。雪になったところも多かったようです。
今年は成人式に降らなかったけど センター試験は降りましたね・・・
明日は晴れますように。

寒い日は着物から元気を貰いましょう。暗い空や気分を吹き飛ばしてくれる、芝崎さんの渋木の絣段です。


辛子色の格子と無地が交互に現れます。無地と格子は2:1:1。 これが芝崎さんの黄金比です。

柄合わせで色々な表情を見せてくれます。横段柄の柄合わせ、三パターンご覧ください。

一番よくやるのが こちらのずらし。

三分の一ほどをずらして、全体に動きのある躍動的な柄合わせになります。

色の塊がばらけることで軽やかさも出ます。使いやすくどなたにもお勧めできる柄合わせです。

部分的な市松。

芝崎さんがきっちり、幅を合わせて織ってくれているので出来る技です。

無地場に市松が組み込まれて大きな柄を成形しています。大胆な構図になり個性的です。一味違った着物がお好きな方に。

横段並び。

これをやると布の無駄が出るので背の高い方には向きません。

熨斗目のような裾模様ではなく全体が段々になって派手めの着物になります。ボリュームが出るので 意外とスリムな方にお似合いになります。

葡萄を刺繍した帯を合わせています。

直線を多用された柄には曲線のあるものを合わせるとバランスが良いです。もちろん、直線+直線、でも太さや色、角度、密度など組合せは無限です。

着物コーディネートは楽しんでもの勝ちです。楽しみましょう^^

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