今日もじざいやのきもの話におつき合いください。
週末、というかもう明日にも大きな台風がやってくるようです。
地元元町の組合は早々に土曜は休ます、と連絡が来ました。
台風の予測は来てみないと分からないですからねぇ
電車止まってしまいましたら仕方ないですけど
じざいやは台風でも営業の予定です。
台風の中 ご来店下さいましたら最大限のおもてなしをさせて頂きますよぉ。
さてそんな台風の直前に広瀬さんから紬が届きました。
今回は 手織りの中のており のランクに合格したものがなかったので
(広瀬さんの審美眼に叶うものは月に1点もないのです)
草木染無地紬~じょうずな手織りです。
自ら「じょうず」と言ってしまうのですから このランクでも十分良いお品です。
手織りの中のており、と同じ機、同じ糸で織られています。
ただ、織り上がって広瀬さんが糊落としに水を潜らせている時に
「あぁ本当に丁寧で優しい、着心地の良いきるための布だ」と納得できたものだけが
「手織りの中のており」の証紙を貰えるのです。
砧打ちをしているので しなやかで艶やか、ふっくらと軽いのが持ち味です。
広瀬さんが染めるときも糸をいじめずないので どうしても濃い、強い色には染められません。
草木から出た色は、あわあわと境界のあいまいで、何色、とは言い難いのですが
丁寧に染められた色は灰汁のない、澄んだ柔らかな色です。
広瀬さんから染めた糸を頂きました。ご希望の方にお分けします。全部草木染です。
着物もご紹介しましょうね。
今回、 手織りのなかのており、がなかったので 少しお安くご提供いたします。
消費税込みのお値段にしますので 実質1割の値引きです。
キャッシュレスでお求めい頂けましたら更に5%の還元になります。
この反物を見た時に「きな粉」っぽいな、と思いました。縞だけど。
イメージお分かりになりますでしょうか?
若冲の白象を合わせてみました。
通販にもアップしました。
通販には これよりワンランク上の 「じょずな手織り」も掲載しています。
こちらも消費税込み、実質お値引きで出させて頂いております。