この頃は、羽織用の「羽尺」と呼ばれる反物の生産も減り、小紋の反物から羽織を仕立てることも多くなりました。

そんな中、じざいやは、あえて手間隙かけて、よそにない絵羽羽織を染めたりしています。

羽織には脇にマチがあるので、絵羽の柄を繋ぐのに訪問着より手間がかかるのです。

でも、着姿に見惚れてしまう素晴らしい長羽織になります。魅せる羽織です。思わず振り返って後をついて行きたくなるような、そんな羽織たち、どうぞご覧ください。

毎年、秋に新作を紹介しています。何か月も前から打合せをして、作ってもらってます。

「主役の羽織2018-2019」 はこちらから。じざいやオリジナルの魅せる羽織です

以下の写真はご参考。これまで作った羽織です。

こちらのじざいやの羽織は、「背勝り」。

羽織の羽裏に凝るのを裏勝り。江戸時代に贅沢を禁止されたので、それでも我慢できずに、羽裏や八掛など見えない所に贅沢な模様を入れたりしました。

チャコールグレー地に短冊と花です。背中の方に柄をたっぷり描きます。前は開いてしまって、着物と帯が見えますから、喧嘩しないように あっさりと引き気味に。その分、覆った背中にはたっぷりと柄を載せます。小紋などの総柄から作ったのでは味わえないお誂えの醍醐味です。

こちらは薔薇の羽織。

上から薔薇、藤の花、波うさぎ、衿だけ辻が花。

いつも五月の連休の頃にはもう「秋用に」と、色柄指定して職人さんにお願いします。秋に出来上がる豪華な羽織。毎年、寒くなるのが楽しみです。

一点豪華主義? でこんな羽織は如何でしょう。たとえば、辻が花の羽織4点です。

辻が花の技術について、こちらもご参考までに。

次に、桶絞りに型友禅の絵羽羽織です。

羽織の絵羽ですので、マチも衿の折り返しも全て柄合わせがしてあります。

判りますか? 訪問着より手間なんですよ、合口が多いですから。染分けのようですが、この染分けは「桶絞り」という絞りの技法の1つです。今では 職人さんも2人だとか・・・ 。

染分けで陰影をつけた四季の花は、流れるようで上品な柄付けになっています。

桜と葡萄。

染分けの境目で絞りだとわかりますね。揺らぎが優しい表情を醸します。

松から藤、小菊。

衣の羽織にもお勧め。長羽織にするととてもエレガントです。

じざいやでは、秋になる頃、毎年こんな羽織をご提案しています。

オリジナルの羽織について、どうぞご相談ください。

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