2022年春 じざいやのお品の委託販売 始めました

明日は帯揚・帯締半額。草履バック2割引き~ 士乎路紬のお話。

きもの暮らし

明日から4月。花冷えなのか寒いです。
暖冬と言われた今年は春になってから温度が上がらず
桜の時期が長かったのは思わぬプレゼントでした。
仲間内でのお花見は出来なかったけど 一人花見は堪能できましたよ。

月末で振込み作業中になぜかパスワードを連続で間違えて
口座がロックされました~~ 
カスマターセンターに連絡したら2時間で解除されるそうで一安心。
でも振込み時間が遅くなってしまいました。。。

明日は帯揚げ帯締め半額デー。
今日の、というか明日の0時から通販を半額にします。
2日の営業開始、11時までが半額実施タイムです。
今回は 草履とバックも2割引きにしますので ご一緒にどうぞ~~
通販サイトは こちらからお楽しみください。
小物以外は今夜0時まで2割引きになっていて0時1分から通常価格に戻りますのでご注意ください。
半額デーの小物と一緒にご購入の方は金額を変えますのでご連絡ください。

さて、引籠りが続きますね。
通常通りお仕事に行ける方は(私もですが)自分の身を守りつつ、
周囲も守るために 出来る限りの注意を払いつつ平常心で暮らしていきましょう。
ついつい いろんな情報を見てしまいますが、振り回されずに淡々と。

不確かな情報よりも 綺麗なも見て知的好奇心満たすことで免疫力アップを狙いましょう。

今日の知的好奇心追求は「士乎路紬」
じざいやのブログをお読みの方は読めると思いますが
普通の方は読めないですよね。「しおじつむぎ」と読みます。


せっかくなので バックと草履もコーディネイトしてみました。

士乎路紬は故水島繁三郎(工学博士)により生み出されました。
約40年に渡る草木染と糸の研究の結果として、
手引き真綿の結城紬糸、 染色には“烏の濡羽色”と云われる泥染大島紬の光沢、
この二つの紬の特徴を持つ、士乎路紬を1975年に完成させました。
士乎路、とは能登半島の古い呼び名で、水島氏が工房を構えた土地から名付けられました。
紬としてはまだ50年に満たない新しいものです。

士乎路紬の特徴は生地に弾力性があるので感触が良くしわにならず、
やさしく体を包み込み着る人の心を和やかにします。
初めて着た時から しっとりと身体に馴染むものを、という願いから
様々な工夫がなされていて 皺にもなりにくく、軽く着心地の良い紬です。
結城と同じ手引きの真綿糸ですが、そのままでは毛羽があり、また弱いので
そこに生糸を巻き付けて毛羽を抑え、艶を増しています。
生糸を巻きつける際、大き目の節や毛羽を1つ1つ手でカットする、という入念な作業です。
それを草木染や泥染、一部化学染料で染め上げます。
能登の泥には大島のような鉄分が無いので 大島の泥を加えたりして
深く美しい色を作っています。


ジャワ更紗の帯を合わせました。
太さも順番もランダムな多色縞ですがトーンが統一されてうるさくありません。
春は百花繚乱。色柄を重ねるように小物も多色使いで合わせました。

今 じざいやでご覧頂ける士乎路紬は


洗い張りして こなれた結城の風合いを最初からお召頂けるように考えられた士乎路紬。
トロリと身体に沿い、軽く皺にならないその布を体感ください。

[common_content id=”7743″]