着物1枚に帯3本・・・と、聞いたことがある方も多いと思います。

似合う帯が3本あれば、その着物の着回しが楽に楽しめる、という例えです。

「この着物が見に来たかったの」と関さんの大島を訪ねてこられたお客様とどんな帯が合う?と 帯合わせをいくつかお見せして、帯で着物の表情が変わるのをご覧頂いてたら 止まらなくなってしまい。。。

結局 こんなことになってしまいました。着物1枚に帯11本。

着物は画像の数十倍本物が素敵、と言われる関さんの大島紬。

さて、帯は・・・。

先日のブログにも使った 首里花織の「宝箱」 この着物でまず合わせたいと思ったのがこの帯でした。

染帯にしたら可愛くなるだろう、とやってみたのがこちら。
筒描きのポップな帯。一気に明るい雰囲気になります。

これは昭和な朱色も絶対合う。。と思ったので。

力があるので袋帯にも負けない。

多少ゴージャスでも 艶感が受け止めてくれます。

あとは 一気に並べちゃいますね。
吉田美保子さんのイエローフラワー

オリエンタルな有職文様でも。


大胆な流水の刺繍。単衣にするなら絽の帯でも。

手描きのおろけた格子が温かみのある格子の帯

城間さんの紅型帯でも。

おまけ。この着物、男性でもいけます。

好き嫌いはあるかと思いますが、カジュアル着物に正解・不正解はありません。

フォーマルには正しいコーディネートがあって不正解は許されないのだけど。

カジュアル着物はセンスの良し悪し、帯は載せちゃったもん勝ち、というか。

着物で100、帯で100、なのではなく、どっちも80で合わせると200にも300にもなるのがコーディネイトの面白さです。

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