2022年春 じざいやのお品の委託販売 始めました

おうちでじざいや着物美術館。サイトでじっくり見るチャンスです。

きもの暮らし

首都圏を中心に外出自粛要請の出た週末。
朝の電車は空いてましたねー 
9時台の京浜東北線、ガラガラに近い状態でした。
今は 感染源を拡散させないことが最重要ですから仕方ないですね・・・
自分が感染源になってるかどうか、判らないのですから。
でも 必要以上に不安や恐怖感を持つことなく
出来ることを淡々とこなそうと思います。
でもね、和牛券じゃなくて 和服券、配って欲しいわ。

こんな時こそ ネットでじっくり見たいものを見るのは如何でしょう?
美術館も休館してたり 展示が中止になったりしていますので
出掛けずにネット鑑賞。
もちろん、良いものほど実物には敵わないのですが
自粛解除になったら 本物見に行くぞ~~ってワクワクしましょう。

じざいや美術館より 人間国宝・芹沢銈介の帯です。

今でこそ 普通に使う「型絵染」という言葉は 芹沢銈介が人間国宝になった時に
初めて使われました。


その力強い表現は 一度見ると心惹かれて目を放せなくなります。
でも今回のこの帯の 一番に言いたいのは その生地の良さなのです。
今はもう織る事のかなわない、日本の絹の本当の良さが体感できます。
節のある紬なのですが とにかく、びっくりするほど軽いです。そして柔らかいのにコシがある。
この風合いは触らないことには理解できません。
いつまででも触れていたい・・・出来ることなら包まれていたい。
布フェチ垂涎の布がここにあります。

合わせた着物も 吸い付くような手織の綾織。泥染。

分かりづらいですけど まるまなこ風の綾織で 山下さんの黄八丈のようなしなやかさがあります。
こちらも 触って頂きたい一枚です。
通販でもご覧ください。こちらです。

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