じざいやと横浜、バラづくしはこちらから。

先週のじざいやブログから

米沢紬に浅倉広美さんの「ラムネ」帯。↓下のリンク記事をご覧ください。

米沢紬は、様々な紬を織って、少しづつ残った糸を織り込んでいます。紅花紬で染めたもの、絣入り、ぜんまい紬などなど・・・

浅倉広美さんの帯の地色は、ヤマモモの生成り、縞はヤマモモとログウッド。絣には経に7種類、緯は3色を14種類の合計42種類もの組み合わせで織られています。

色糸の交差で、経緯・経だけ・緯だけ・色なしの4段階の強弱をつけ、リズム感を出したかったのだそうです。

https://jizaiya.stars.ne.jp/2021/04/07/coordnate-4/

あけぼの繭の米沢の草木染綾織紬にチャンチン帯。↓下のリンク記事をご覧ください。

あけぼの繭は国産で松岡姫と並ぶ高級繭です。極細の糸が採れます。染めの媒染に米沢の温泉の泥を使っているそうです。まるまなこの綾織で、男性にもお勧めのカッコよさ。

焦げ茶って使える色なんですよ。土の色ですから、自然界のいろんな色と相性がいいのです。小物も緑を合わせました。

帯は、移転1周年記念に染めてもらった橋本文子さんのチャンチン染め。地色はくすみローズで、大人ピンクです。縦縞の地紋が入ったサラリとした生地なので、単衣にも袷にも、長くお召頂けます。

https://jizaiya.stars.ne.jp/2021/04/08/coordnate-kimonobijin-5/


伝統工芸士・本田早苗さんの「薔薇猫」帯↓ 薔薇を背負った猫がやってきました。下のリンク記事をご覧ください。

昔、背中に花を描いた陶器の猫の置物があって、それがとても好きでしたのでそのイメージで、「おはよう」の伸びをしているポーズでお願いしました。

地色は優しいラベンダー色です。藍の花織に乗せて。

https://jizaiya.stars.ne.jp/2021/04/09/coordnate-5/

沖縄の読谷山花織の工房から新作が織れたから送ります、と連絡がありました。まだ、届いていないので、手持ちの読谷山花織でコーデしてみました。↓下のリンク記事をご覧ください。

「沖縄の紅型からイメージしたものです。伝統的なジンバナ(銭花)をちりばめました。よこ糸は手紬糸です。つやがあり、りんとした糸に惹かれて織ってみました。」というメッセージが付いています。

染料は、福木・阿仙・化学染料も使われています。化学染料は、色落ち防止や色の安定、堅牢度のためにも使われ、100%草木染ばかりが絶対とも思いません。

使う人の身になれば色落ちしない方がいいし、ヤケない堅牢度は必要です。染めるということは糸に負担をかけることでもあるので、染める回数が少なくて済む化学染料は糸の負担も少ないのです。

https://jizaiya.stars.ne.jp/2021/04/10/coordnate-kimonobijin-6/

横浜は、バラの街 じざいやもガーデンネックレス横浜も見頃です

じざいやも薔薇尽くし、八掛、帯、帯留、半衿、そして着物も。

八掛の薔薇が主役の本塩沢はグレーです。帯は、本田早苗さんの薔薇猫。えどいろさんの薔薇の帯留も添えて。薔薇の付下げや薔薇の半衿もあります。

https://jizaiya.stars.ne.jp/2021/04/11/coordnate-6/

今年も、横浜ガーデンネックレス開催中です。6月13日までじざいやの周りは、季節のお花の見どころがたくさんあります。

桜は過ぎ、チューリップもそろそろ終わり。

5月上旬からと言われているバラの見頃ですが、今年はもっと早いかも。港の見える丘公園の薔薇のつぼみは、もう大きく膨らんで、ちらほら咲いています。

葉の艶やつぼみの整い具合をみると、今年のバラは相当期待できそうです。去年は、三密を避けるためにクローズだったバラ園、今年はゆっくりとお散歩できそうです。

港の見える丘公園、山下公園、フランス山の秘密の花園や、横浜市役所アトリウムでの「ローズフェアwith趣味の園芸」などなど、お花にあふれる横浜です。

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