2022年春 じざいやのお品の委託販売 始めました

秋冬の半衿、季節を楽しむ・・幅1センチの世界。

きもの暮らし

明け方は冷たくて強い雨が降ってました。雨は止みましたけど寒いです。暖かいお茶が嬉しい季節になりました。美味しいお茶をご用意しています。

今年は季節の感覚がおかしくて花たちも咲く時期がずれてしまっています。山茶花はとっくに咲いているのに、菊はようやく、です。

その季節の風物をコーディネートに取り入れるのは、着物ならではの楽しみ方です。季節限定柄は、着る時期を短くしてしまうので贅沢な楽しみとも言えます。もちろん季節にこだわらずに着てしまっても構わないのですが。

季節限定柄の着物や帯は憧れですが、毎月違う柄を揃えるのは大変です。着物や帯だと、仕立の時間が必要なので事前に用意する必要もあります。

その点、半衿でしたら、買ったその日からお使いになれますし、毎月どころか週替わりでも懐に優しいです。

ほんの1センチほどしか見えない半衿ですが、たかが半衿、されど半衿。

元来、半衿は、小袖の重ね着に見る衿元の美しさを、衿を掛けることによって表そうとしたことから生まれたものです。

江戸後期に始まったこの半衿は、幕末から明治にかけて衣装が地味になったこともあって、せめて衿には華やかなさを、と刺繍や友禅染のものが広がりました。

大正時代になると一段と手の込んだ華麗なものとなり、西洋風の文様・色調のものも多く取り入れられています。人々は競って趣向を凝らした半衿を求め、着物と同額に及ぶ高価なものも多く作られたといいます。
 
また、竹下夢二の女性像にも見られるように衿元をゆったりと着付け、華やかな衿を広くのぞかせた着物姿は、大正時代を代表する風俗として忘れられません。

じざいやの半衿はオリジナルの型絵染です。季節に合わせていろいろと揃えています。

今の季節なら・・・
吹寄せです。風で吹き寄せられた晩秋の草花や木の実たち。

9,10月がお似合いだったのですが・・
お月見うさぎと秋草。月もうさぎも一年中いますけどね。

ダリアと言うか 菊と言い張るか・・・

寒くなると根菜類がおいしくなりますよね。秋野菜たち。

食べものもあれこれ。
和菓子大好き。
チョコ、って冬のお菓子ですよね?

じざいやですから もちろん生き物たちも・・・・
ひよこがいっぱい。

お茶目なオカメインコ
柴犬は 半衿、というか眺めていたい・・
そのたもろもろ、はこちらから。
売切れているのはお時間いただければ染められますのでお問合せください。
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