紅花染で有名な、米沢の株式会社新田から、新田英行社長がじざいやにご来店です。

紅花染めは長い歴史を持ちます。山形の最上川流域で栽培された紅花は最上紅花と呼ばれ、紅花一升金一升、と高値で取引されて、ほとんどが京都へ送られて染め物や化粧品に使われていました。

1800年(寛政12年)には、1000ヘクタールもの栽培面積が記録に残っています。その後、いったん途絶えてしまいましたが、昭和40年ごろに 新田秀次氏(故人・新田英行氏の父上)が復活させて広く知られるようになりました。

刺の多い紅花は、朝露で刺が柔らかくなっている早朝に摘み取られ、発酵させて団子状にした紅餅になります。これを梅の燻製から作る烏梅(うばい)で媒染することで、美しい黄色や深い紅色に染めることが出来るのです。

新田英行社長には、紅花染の素晴らしさや苦労話などして頂きます。

これまでの作品からいくつかご紹介します。

新田さんの日本の色シリーズより「墨色」。真っ黒よりちょっとだけ明るい黒。帯は小島秀子さんの「黄昏」。

 

 

 

 

 

 

 

 

新田さんの紅花紬。紅花の黄色に藍の格子。

 

新田さんの紅花よろけ織り紬に紬地刺繍八寸帯